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4月, 2024の投稿を表示しています

【ルール&レビュー】禁断の島

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  今回は「禁断の島」を紹介いたします。 パンデミック系といわれる協力ゲームの比較的コンパクトで時間も短いゲーム になります。 沈みゆく島に眠る4つの財宝を協力しながらゲットして、プレイヤー全員が無事に島から脱出することを目指します。 後半になれば、どんどん島が沈むスピードもアップするので、各プレイヤーの役割が重要になってきます。 特徴 ゲームの準備 これが内容物です。なかなかコマもしっかりしています。 24枚の 島タイル をシャッフルして、写真のように 青い面でないほう を上にして島を作ります(ゲームのたびにタイルの並びは異なります)。雰囲気を出すために4隅に財宝コマを置きます。 財宝カード 、 浸水カード 、 冒険者カード をそれぞれシャッフルして、裏面にした山札を作ります。 浸水カードの山札から 6枚引いて、該当する島タイルを裏返します(青い面になります)。 この島タイルは 浸水状態 になります。引いた浸水カードは浸水の捨て山に移します。 各プレイヤーは冒険者カードをランダムに引いて、受け取った役割でゲームに参加します。ここで各特殊能力を載せますが、詳細な振る舞いについては以降のゲームの進め方の説明をご参照ください。 役割 特殊能力 技術者 1アクションでタイル2枚まで排水可能 パイロット 1手番中に1回だけ、任意のタイルに直接移動可能 探検家 斜めに隣接するタイルにも直接移動可能 ダイバー 1アクションで浸水、あるいは取り除かれたタイルをたどって次のタイルまで移動可能 メッセンジャー 1アクションでどのプレイヤーにも、1枚の財宝カードを渡すことが可能 航海士 移動アクションで、自分の代わりに他プレイヤーの冒険者コマを2タイル分移動可能 自分の 冒険者カードに対応する色の冒険者コマ を、冒険者アイコンが描かれているタイルに配置 します。 財宝カードの山札から各プレイヤーに 2枚ずつ カードを配ります。カードは...

【オススメ】初めてボードゲームカフェで遊ぶおすすめBest5

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今回は、初めてボードゲームカフェに行った時に遊んでもらいたいおすすめのボードゲームを5つ紹介いたします。選出の前提条件は、以下になります。 どのボードゲームカフェにもありそうな定番のゲーム 2人で行って楽しめるゲーム 比較的簡単で、時間も1時間以内には終わりそうなゲーム なお、ボードゲーム師AとBの独断と偏見で勝手にオススメ度をつけてみましたので、良かったら参考にしてみてください。 各々の性格?もご参考までに。 ボードゲーム師A : 運要素が強いものよりは思考するタイプのゲームを好む。 ゲームのシステムや世界観、コンポーネントにもこだわる。 対戦ゲームよりは協力ゲームに楽しさを感じる傾向がある。 シンプルながらもよく考えられたゲームに、美学を感じる。 ボードゲーム師B : 1時間以上かかるゲームは集中力が持たなくなってしまう 。 無駄に複雑になっていると感じたり、相手を妨害するゲームは苦手。 勝敗に様々なパターンがあって、何度もやってみたいと思えるゲームが好き。 目次 5位 オバケやしきのすうじのアクマ 3位 ナイツポーカー 3位 タイムボム 2位 splendor 宝石の煌き 1位 ミスタージャック オバケやしきのすうじのアクマ 第5位:オススメ度 ★★★★★★☆ ☆ ☆ ☆ ボードゲーム師A:★★★ ☆ ☆ ボードゲーム師B:★★★ ☆ ☆ 数字の書かれたカードをすべて出し切る協力ゲーム で、数字を昇順、あるいは降順で決められた場所に出していきます。 もちろん手札のカードの数字を他の人に伝えてはいけません。 協力ゲームなので、もしルールがあいまいにしか把握できなくても、相談しながらゲームをプレイできます。 ルールも単純で、2人だとそれほど勝利するのも難しくないです。 もしこのゲームがカフェになくても、ほぼ同じ「ザ・ゲーム」もありますので、そちらでも遊べます。 6人まで遊べますので、大人数だともっと面白いと思います。 詳細については以前投稿していますので、こちらをクリックしてください。 ナイツポーカー 第3位:オススメ度 ★★★★★★★★ ☆ ☆ ボードゲーム師A:★★★★ ☆ ボードゲーム師B:★★★★ ☆ 3つのコマでポーカーの役を作る対戦ゲーム で、ポーカーさえ知っていればとっつきやすいゲームです。 3つの...

【ルール&レビュー】Mr. Jack (ミスタージャック)

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  今回は「Mr.Jack (ミスタージャック)」を紹介いたします。 このゲームは2人専用の対戦ゲームで、切り裂き ジャック (犯人)と、ジャックを捕まえる 探偵 に分かれます。それぞれ目的が異なり、ジャック側はジャックであるコマを地区から脱出、または8ラウンド逃げ切るか、探偵側は容疑者を絞っていってジャックのコマを特定して逮捕するかの推理戦を繰り広げます。 世界観も1888年のロンドンを舞台にシャーロックホームズと切り裂きジャックの戦いがテーマとなっており、ゲームシステムともマッチしています。 特徴 ゲームの準備 ゲームを始める際は、上記のような 固定位置 にコマやタイルを配置します。 キャラクターカード や アリバイカード はシャッフルして裏向きにしてボードの横に置きます。 次にジャックのプレイヤーは アリバイカードを1枚引いて確認し、手前に裏向き にして置きます。このカードが今回のジャックコマになり、アリバイがないことになります。 勝敗条件 探偵側勝利: ジャックと判断したコマに他のキャラクターコマを重ね、容疑が正しかった場合(最初にジャックのプレイヤーが引いたアリバイカードと同じキャラクターだった場合) ジャック側勝利: 探偵側がジャックと判断したコマに他のキャラクターコマを重ねたが、容疑が正しくなかった場合(誤認逮捕だった場合) 最後の第8ラウンド 終了時にまだジャックが捕まっていない場合 非常線トークンが置かれていない右上、右下、左上、左下の 出口 までジャックのコマが到達した場合 ※ただし、目撃者カードが「目撃者なし」の面になっているラウンドのみ なお、 〇目撃者あり のコマの状態は、他のキャラクターと隣接している、或いは点灯したガス灯タイルに接している状態です。逆に ×目撃者なし のコマの状態は、他のキャラクターや点灯したガス灯タイルに接していない状態です。 ゲームの進め方 ラウンドを最大で8回進めます。 ラウンド表示コマが現在のラウンドを表示しています。 各ラウンドの処理 奇数ラウンド :キャラクターカードの山札の上から4枚を引き、選んだキャラクターを1枚ずつ使います。行動は 探偵→ジャック→ジャック→探偵 の順番です。 偶数ラウンド :キャラクターカードの山札の残り4枚を引き、選んだキャラクターを1枚ずつ使います。行動は逆で、 ジャック→...

【ルール&レビュー】タイムボム

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  今回は「タイムボム」を紹介いたします。 正体隠匿系のゲームでいわゆる人狼ゲームの仲間です。 タイムボム(爆弾)を爆発させたい ボマー団 と阻止したい 時空警察 に分かれて、各々目的のために嘘もつきながら爆弾の爆破、あるいは爆破の解除を誘導していくゲームです。 人狼ゲームにありがちな途中脱落もなく、2人でも遊べる形式になっており、とても遊びやすいです 。 特徴 ゲームの準備 内容物のうち、オオタさんタイルは2人プレイ時で使用します。解除チップの 赤面を裏返すと青面(解除) になります。 プレイ人数に応じて使う分の 陣営カード を抜きだし、シャッフルして裏向きで全員に1枚ずつ配ります(本人だけが内容を確認して、裏向きで伏せておきます)。 余った分は誰も表面を見ずに箱に戻します。 配分は以下の表になります。 人数 2,3人 4人 5人 6人 7人 8人 時空警察 2枚 3枚 3枚 4枚 5枚 5枚 ボマー団 2枚 2枚 2枚 2枚 3枚 3枚 プレイ人数に応じて使う 導線カード の配分が異なります。 人数 2,3人 4人 5人 6人 7人 8人 解除 3枚 4枚 5枚 6枚 7枚 8枚 BOOM 1枚 1枚 1枚 1枚 1枚 1枚 し~ん・・・ 11枚 15枚 19枚 23枚 27枚 31枚 使う分の導線カードを抜きだしてシャッフルし、全...