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【ルール&レビュー】ぬくみ温泉繁盛記

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  今回は「ぬくみ温泉繁盛記」を紹介いたします。 いわゆるワーカープレイスメントと呼ばれるゲームで、ワーカーコマをアクションカードに置いて 資源を集めたり、施設を作ったりして自分だけの旅館に仕上げて、その人気度を競い合うゲーム です。 2人で1時間弱かかりますが、やりごたえのあるリプレイ性の高いゲームです。 助っ人カードやサイコロが良い感じに運要素を与えてくれて、戦略だけでない楽しみ方ができるゲームです。 特徴 ゲームの準備 写真が内容物になります。以下のようにゲームを準備します。 ラウンドカードを裏向きに ラウンド順に重ねて おきます。 全体方針カードをランダムに2枚 選び、表向きで並べます。 アクションカードを人数に応じて並べます。 プレイ人数に応じたアクションカードを使います。 A面、B面は自由に組み合わせてください。 プレイ人数 カード枚数 使用するカード番号 1人戦 12枚 1~12 2人戦 12枚 1~12 3人戦 15枚 1~12, i~iii 4人戦 17枚 1~12, i~v 助っ人カード を裏向きでシャッフルして山札にします。 プレイヤーごとに色を決めて、 従業員コマ と 受付タイル を配ります。 プレイヤーごとに 裏向きでランダムに個人方針カードを1枚配り 、自分だけ内容を確認します。 スタートプレイヤーをじゃんけんなどで決めて、 スタートプレイヤータイル を置きます。 スタートプレイヤーから 時計回りに手番順 となり、初期資金として 2金、3金、4金、5金 と1金ずつ多くお金を渡します(2人の場合は3金まで)。 以下は2人戦の準備例です。 勝敗条件 7ラウンド目のラウンドカードをめくったら終了し、 人気点を計算して最も高い点数 のプレイヤーが勝利します。 ゲームの進め方 ラウンドごとに以下の説明カードの手順を実施し、 7ラウンド が終了したら人気点計算を行います。 1. ドロー 全プレイヤーは1枚ずつ助っ人カードを引いて、自分だけが見えるようにします。 2. 仕入れ 助っ人カードの左上の「仕入」を 任意の枚数 行うことができます。 お金を払うことで、資源を受け取ることができます。 使った助っ人カードは、山札の下に戻します。 3金で「野菜」を1つ得ることができます。 横に∞マークがあれば、 お金があるだけ何度でも 仕入れることができます...

【ルール&レビュー】itoレインボー

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  今回は「itoレインボー」を紹介いたします。 14人まで遊べる 協力カードゲームで会話が盛り上がるパーティーゲーム です。 やることは数字の小さい順にカードを並べることで、どこかで聞いたことがあるようなルールですが、 自分のカードの数字を例えるところに面白さ があります。 個人戦のクモノイトとチーム戦のニジノイトの2種類がありますが、ここではクモノイトを紹介します。 特徴 ゲームの準備 クモノイトでは 砂時計は使用しません 。 それぞれ 自分の色のクリスタルを3個ずつ 受け取ります。 数字カードをすべて裏向きでシャッフルして山札にします。 山札から全員に1枚ずつ配り、自分だけ内容を確認します。 お題カードもシャッフルして山札にします。 写真は3人の例です。 勝敗条件 何回連続でクリアできるかチャレンジします。 ゼロタイルから 数字の小さい順にカードを並べることができたらクリア です。 (できなかったら失敗で、ゲーム終了です) クリアするたびに全員で手札が1枚増えていきます。 ただし 一人2枚までで、3枚以上配られることはありません 。 3人の例) 一人1枚ずつ(全部で3枚)でクリア 一人だけ2枚で他の二人は1枚ずつ(全部で4枚)でクリア 一人だけ1枚で他の二人は2枚ずつ(全部で5枚)でクリア 全員2枚ずつ(全部で6枚)でクリア これ以降は手札が増えることはありません。 ゲームの進め方 このゲームには手番がありません。 みんなで以下のステップを踏んで、クリアか失敗かを判定します。 お題カードの山札から1枚 引いて、みんなで相談してお題を選びます。 自分の手札の数字をお題に沿った言葉で例えます。ここで 自分の数字を言ってはダメです 。お題カードに数字が高いほど~、低いほど~と説明があるので、参考にしてください。なお 自分が出したカードがわかるようにクリスタルを置いて ください。 全員が並び終えたらゼロタイルに近い方から1枚ずつ数字カードを表向きにしていき、すべてのカードが小さい順に並んでいたらクリアです。 以下は失敗例です。34と19が逆転してしまいました。 個人的な感想 これは初対面の人たちと遊ぶのにちょうど良いゲームと思い、紹介いたしました。 協力ゲームなので、勝った負けたということもなく、お互いの価値観を知ることができて会話が弾みます。 もちろんゲーム...

【オススメ】夜寝る前に遊ぶボードゲームのおすすめBest5

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今回は平日の疲れた夜にリフレッシュするため、軽く遊ぶのに適したボードゲームを5つ紹介いたします。選出の前提条件は、以下になります。 長くても30分くらいで軽く遊べるゲーム 頭をあまり使わず、終了後に心地よい眠りを誘ってくれそうなゲーム 準備も後片付けも簡単なゲーム なお、ボードゲーム師AとBの独断と偏見で勝手にオススメ度をつけてみましたので、良かったら参考にしてみてください。 各々の性格?もご参考までに。 ボードゲーム師A : 運要素が強いものよりは思考するタイプのゲームを好む。 ゲームのシステムや世界観、コンポーネントにもこだわる。 対戦ゲームよりは協力ゲームに楽しさを感じる傾向がある。 シンプルながらもよく考えられたゲームに、美学を感じる。 ボードゲーム師B : 1時間以上かかるゲームは集中力が持たなくなってしまう 。 無駄に複雑になっていると感じたり、相手を妨害するゲームは苦手。 勝敗に様々なパターンがあって、何度もやってみたいと思えるゲームが好き。 目次 5位 ザ・マインド 5位 ローゼンケーニッヒ 3位 ナイツポーカー 2位 ラブレター 1位 厄介なゲストたち ザ・マインド 第5位:オススメ度 ★★★★★★☆ ☆ ☆ ☆ ボードゲーム師A:★★★ ☆ ☆ ボードゲーム師B:★★★ ☆ ☆ 数字の書かれたカードを昇順に出し切る協力カードゲーム で、カードの数字情報はもちろん、しゃべること自体も禁じられたゲームとなっています。 したがって難易度も高いですが、終わるまでの時間も短いので、手軽に遊ぶことができます。 また協力ゲームなので、勝った or 負けたの後味も残らない点も寝る前に少し遊ぶのに適しています。 ほぼほぼ勝つことはできませんので、レベル6を超えれば満足して眠りにつくことができます。 準備も簡単で、場所も取りません。 少しカードのシャッフルが多いため、わずらわしさを感じるかもしれませんが、しゃべることもジェスチャーも禁止されているので、静かな夜にぴったりのゲームです。 詳細については以前投稿していますので、こちらをクリックしてください。 ローゼンケーニッヒ 第5位:オススメ度 ★★★★★★ ☆ ☆ ☆ ☆ ボードゲーム師A:★★★ ☆ ☆ ボードゲーム師B:★★★ ☆ ☆ 盤面を自軍のコマでいかに多く占領できるかの陣取りゲーム です。 共通の王冠コマ...