【ルール&レビュー】FINAL FANTASY VII REMAKE BOARD GAME MATERIA HUNTER

先日発売された「FINAL FANTASY VII REMAKE BOARD GAME MATERIA HUNTER」を紹介いたします。

名前が長いですね。
2人か4人用の20分くらいで遊べるカードゲームです。バトルラインは各ラインでポーカーの役を競っていましたが、カードのマテリア数の合計を競うだけなので、非常にシンプルです。ただしキャラクターごとに固有アクションがあって、マテリア数を増やしたり、減らしたりできるので、このあたりにFINAL FANTASY VIIの要素が入っています。

特徴

ゲームの準備

内容物もシンプルです。美麗なキャラクターカードは20枚もあります。
※クラウド、セフィロス、エアリス、レノ、バレット、ルード、ティファ、ルーファウス、レッドXIII、ビッグス、ウェッジ、アニヤン、ジェシー、マダム、プレジデント神羅、サム、スカーレット、ユフィ、コルネオ、ソノン
  1. キャラクターカードをシャッフルして各プレイヤーに7枚配り、そのうち4枚を選んで手札にします(相手にわからないように裏向きにして手元に置きます)。
  2. マテリアタイルを裏向きにしてシャッフルし、横一列に並べます。

  3. マテリアタイルを表にし、中央のマテリアタイル3枚の上にメダルトークンを1枚ずつ置きます。

  4. すべてのマテリアカードをシャッフルし、裏向きの山札を作ります。そのうち5枚をめくって、ディスプレイの場を用意します(常に5枚になるように、もし減ったりすると山札から補充します)。
  5. 各プレイヤーは山札から3枚カードを引いて手札とします。
  6. じゃんけんなどで最初の手番プレイヤーを決めます。

勝敗条件

各プレイヤーは自分の場に5色のマテリアカードを出していき、マテリアの個数が多い方がマテリアタイルを獲得します。より多くのマテリアタイルを獲得したプレイヤーが勝利します。

ゲームの進め方

以下の5つのフェーズでゲームを進めます。
  1. 前半戦(お互いに交互に3手番
  2. 中間判定
  3. 後半戦(お互いに交互に3手番だが、先手後手は前半戦と逆)
  4. ショーダウン
  5. 勝敗判定

手番

各手番は以下のように進めます。
  1. ドロー(ディスプレイ、または山札からカードを1枚手札に加える)
  2. キャラクター選択(自分の裏向きのキャラクターカードを1枚選んで表向きにする)
    例)クラウド

  3. アクション(通常アクション/スペシャルアクション/パスのいずれかを実行)
  4. マテリアエフェクト(通常アクションで出したマテリアカードのマテリア個数が1の場合、1回だけマテリアエフェクトを実行できます)
  • 通常アクション:手札からカードを2枚、自分の場に表向きに出します。手札から出したカードの色が、キャラクターカードのボーナスマテリアの色と一致していたら、1度だけキャラクター固有のボーナスアクションを発動できます。アイコンで表示されているアクションの効果は以下になります(スペシャルアクションやマテリアエフェクトも同じです)。
  • スペシャルアクション:キャラクターカードのスペシャルアクション条件を満たしていれば、コストを払ってスペシャルアクションを発動できます。
    条件の横の数字がコストを表しており、上の例ではどの色でもいいので自分の場の表面のカードを3枚裏返します。アクション効果は複数あるので、左から順番に①~③のアクション効果を解決します。なお、スペシャルアクション条件の詳細は以下を参照してください。
  • パス:ディスプレイや山札からカードを2枚引いて手札に加えたら終了します。

中間判定

各プレイヤーが3手番終わったら、メダルトークンが置かれている3枚のマテリアタイルの表面のマテリアの個数を数えて、多かったプレイヤーがタイル上のメダルトークンを得ますもし同数だった場合、どちらもメダルトークンを得ずにストックに戻します。
後半戦に向けて、ディスプレイの5枚のカードをすべて捨て札にして、山札から新たに5枚並べます。表向きのキャラクターカードもすべて裏向きにします。

ショーダウン

手元にあるメダルトークンの数だけ、手札から自分の場にカードを出して、マテリア個数を増やすことができます。各プレイヤーは同時に処理します。

勝敗判定

すべてのマテリアタイルに対して、中間判定と同様に表面のマテリアの個数を競います。多かったプレイヤーがそのマテリアタイルを獲得し、獲得したマテリアタイルが多いプレイヤーの勝利となります。マテリアの個数が同数だった場合、どちらもマテリアタイルを獲得しません。またマテリアタイルが同数だった場合、自分の場でマテリアの個数が1番多かった列の個数で比較し、多い方が勝利します。それでも決着がつかないと、2番目、3番目で比較して、勝敗をつけます。

個人的な感想

まずアクションの効果のアイコンがわかりにくい気がしました。FINAL FANTASY VIIの世界観とあったゲーム内容であればもっと素直に頭に入ってきたのかもしれませんが、個人的には無理やり融合した感を受けました。ただしゲーム時間は短いですし、相手を邪魔するゲームが好きな方には向いていると思えるゲームでした。コンポーネントは気に入ってます。
なお、上では2人プレイを例に説明しましたが、4人プレイでは2人ずつのチーム戦になります。前半戦、後半戦で各手番が2回ずつなど、若干ルールが異なります。

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