【ルール&レビュー】ラブレター

 今回は「カードゲーム ラブレター」を紹介いたします。

カードを1枚引いて、1枚出すだけの5分くらいで決着するカードゲームですが、勝ち方が色々あってリプレイ性が高いゲームです。
カードも16枚しかないので、非常にシンプルです。
寝る前に軽く遊ぶのに最適です。

特徴

ゲームの準備

内容物としては、カード以外に羽ペンタイルとトークンもありますが、実際にはカード16枚しか使用しません。羽ペンタイルは順番を決めるために、トークンは何勝したかを示すために使用するくらいです。
準備もとても簡単で、カード16枚をシャッフルして山札を作り、1枚は裏向きのまま横によけます。
あとは各プレイヤーは1枚ずつ引いて、他の人にはわからないよう手札とします。
最後にじゃんけんなどで順番を決めたら、ゲームスタートです。

勝敗条件

  • プレイヤー1人を残して全員が脱落したら、残ったプレイヤーが勝利
  • 山札がなくなったら、脱落していないプレイヤーの中で手札カードの「強さ」が最大のプレイヤーが勝利
なお、カードには名前以外に「強さ」「使用効果」などが記載されています。

ゲームの進め方

手番が回ってきたら、各プレイヤーは山札からカードを1枚引いて1枚場に出すだけです。手札にもともと1枚あるので、2枚から1枚選んで出し、使用効果を処理します。効果は以下のように様々で、プレイヤーを脱落させるものもあります。
強さ 名前 使用効果
1 兵士 手札を当てたら脱落させる
2 道化 手札を見る
3 騎士 強さを比べて小さい方が脱落
4 僧侶 次の手番まで効果無効
5 魔術師 手札を捨て(させ)て新しく引く
6 将軍 手札を交換する
7 大臣 手札の合計が12以上なら脱落
8 捨て札にしたら脱落

以降、次プレイヤーに手番が移り、勝敗条件が満たされるまで続きます。

個人的な感想

2人で遊ぶことがほとんどですが、例えば手元に騎士が来ると勝利が確定します(姫が最強なので、騎士を出すと絶対に相手は脱落するため)。
始めは運要素が強いゲームだと感じていましたが、今回紹介している第2版は拡張カードが22枚同梱されています。このうち以下を使用することでだいぶ運要素を減らすことができます。
  • 0 町娘:ゲーム終了時、強さが7になる
  • 1 使用人:手札を交換する
  • 2 占い師:山札の1番上のカードを見て、交換しても良い
  • 5 学者:強さを比べて大きい方が脱落
  • 7 女侯爵:手札の合計が12以上なら捨て札にする
  • オリエンタルラジオの中田さんが考案されたXENOを意識して、以下の組み合わせでよく遊んでいます。
    強さ 名前 枚数 備考
    0 町娘 1 -
    1 兵士 2 番号で指名するが、1番は指名できない
    1 使用人 2 -
    2 占い師 2 山札に戻した後、シャッフルする
    3 騎士 2 1枚目は手札を見せ合うのみとする(脱落しない)
    4 僧侶 2 -
    5 魔術師 1 -
    5 学者 1 -
    6 将軍 1 -
    7 女侯爵 1 -
    8 1 -
    備考のような独自ルールだと、2人でも山札が尽きるところまでもつれることもあり、様々な勝ちパターンを楽しめます。なお2人でもゲームの準備では、山札から1枚のみ裏面で脇によけており、最後の手番で魔術師が出てもう1枚カードを引かないとならない場合には、このよけたカードを使用しています。皆さんが遊ぶ際のご参考になれば幸いです。

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