【ルール&レビュー】タイムボム
今回は「タイムボム」を紹介いたします。
タイムボム(爆弾)を爆発させたいボマー団と阻止したい時空警察に分かれて、各々目的のために嘘もつきながら爆弾の爆破、あるいは爆破の解除を誘導していくゲームです。
人狼ゲームにありがちな途中脱落もなく、2人でも遊べる形式になっており、とても遊びやすいです。
特徴
ゲームの準備
内容物のうち、オオタさんタイルは2人プレイ時で使用します。解除チップの赤面を裏返すと青面(解除)になります。
- プレイ人数に応じて使う分の陣営カードを抜きだし、シャッフルして裏向きで全員に1枚ずつ配ります(本人だけが内容を確認して、裏向きで伏せておきます)。余った分は誰も表面を見ずに箱に戻します。配分は以下の表になります。
- プレイ人数に応じて使う導線カードの配分が異なります。
人数 2,3人 4人 5人 6人 7人 8人 解除 3枚 4枚 5枚 6枚 7枚 8枚 BOOM 1枚 1枚 1枚 1枚 1枚 1枚 し~ん・・・ 11枚 15枚 19枚 23枚 27枚 31枚 - 解除の導線カード枚数と同じ数だけ解除チップを赤面を上にして置きます。
- じゃんけんなどで最初のニッパー係を決めます。
人数 | 2,3人 | 4人 | 5人 | 6人 | 7人 | 8人 |
---|---|---|---|---|---|---|
時空警察 | 2枚 | 3枚 | 3枚 | 4枚 | 5枚 | 5枚 |
ボマー団 | 2枚 | 2枚 | 2枚 | 2枚 | 3枚 | 3枚 |
以上で準備は完了です。下は2人で遊ぶ場合の準備例です。
ゲームの進め方
ゲームは最大4ラウンド行います。各ラウンドは以下のアクションをプレイ人数と同じ回数行われたら終了します。
- ニッパー係は自分以外の誰かの導線カードを1枚指定してニッパータイルを置き、表に返します。
- 導線カードを切られたプレイヤーが次のニッパー係になります。
解除だった場合は赤面の解除チップを裏返して青面にします。もしすべての解除チップが青面になったら、時空警察の勝利です。
BOOMだった場合は爆発してボマー団の勝利です。
し~んだった場合、何も起こらず次のアクションに移ります。
ニッパー係の交代がプレイ人数と同じ回数行われたらラウンドが終了し、全員の裏向きの導線カードをすべて回収し、よくシャッフルして全員に同じ枚数を配ります(ラウンドを重ねるごとに配布枚数は1枚減ります)。
その後各自は他の人に見えないように表面を確認し、シャッフルして裏向きで伏せて並べ直して次のラウンドを開始します。
個人的な感想
ニッパー係が導線カードを選択する際、ボマー団はBOOMに誘導し、時空警察は解除に誘導したりしますが、ここで嘘をついたりして人狼ゲームの楽しさが味わえます。またニッパー係もBOOMがあると言われている導線カードを選ぶとボマー団と疑われたりするので、ニッパー係としての振る舞いも重要です。このように単純ではありますが、手軽に心理戦を楽しめるとてもすばらしいゲームです。
また2人でもオオタさんタイルを使用した仮想プレイヤーを加えて遊べるのが秀逸でした。遊んでいった結果、実は2人とも時空警察でオオタさんの1人勝ちというケースもありました。3人以上でも仮想プレイヤーを加えた方が楽しかったりするかもしれません。
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