【ルール&レビュー】ザ・マインド
今回は「ザ・マインド(The Mind)」を紹介いたします。
特徴
ゲームの準備
内容物もシンプルで、カードだけになります。
数字カードは裏面でシャッフルして山札にし、プレイヤー数ごとに各カードを用意します。
| 人数 | レベルカード | ヒットポイントカード | 手裏剣カード |
|---|---|---|---|
| 2人 | 1~12 | 2枚 | 1枚 |
| 3人 | 1~10 | 3枚 | 1枚 |
| 4人 | 1~8 | 4枚 | 1枚 |
レベルカードはレベル1を一番上にして、レベルの低い順に表で積み上げたレベルの山を作ります。レベルカード、ヒットポイントカード、手裏剣カードは全プレイヤーで共有します。これで準備完了です(下は2人の場合の準備例)。
勝敗条件
- 勝利:最後のレベルをクリアして、レベルの山が1枚もなくなる
- 敗北:共有しているヒットポイントカードがなくなる
レベルのクリアとは、全プレイヤーがレベル開始時に配られた手元の数字カードを場に出し切ることを言います。
ゲームの進め方
レベル1から開始して、クリアするごとにレベルの山のカードをめくって、次のレベルに挑みます。
レベルごとの手順は以下ですが、このゲームでは手番がないことに注意してください。
- 各プレイヤーは、レベルと同じ数の数字カードを山札から引いて、他の人には見せないようにします(例:レベル2では2枚ずつ)。
- 全プレイヤーは任意のタイミングで共通の場にカードを数字の少ない順にプレイします。ここでは自分の数字を見せたり、相談やジェスチャーも禁止です。
- 全プレイヤーの手札が場にプレイされたら、レベルの山の一番上のカードを箱にしまいます。
- 場にプレイされた数字カードも加えて、すべての数字カードをシャッフルして山札を作り直します。
手札の出すルールは、数字の少ない順に出すことです。
そのため誰がどの順番にプレイしても問題ありません(1人が続けてプレイすることもあります)。
上記は12→40→50→54のように数字の小さい順にプレイされているので問題ありませんが、もし50の前に54を出してしまった場合、50を持っていたプレイヤーは停止を宣言して、ヒットポイントカードを1枚箱に戻します。そして手元の小さいカード(50のカード)を場に出して、脇によけてから再開します。
なおレベルをクリアした際、箱に戻すレベルカードにヒットポイントカードや手裏剣カードが表示されていると、そのカードを1枚得ることができます。ただし、ゲームに同梱されている以上の枚数のカードを得ることはできません。
全プレイヤーが数字カードをプレイするのに膠着してしまった時などに手裏剣カードを使うことができます。
全プレイヤーが「手裏剣カードの使用」に賛同したら、各プレイヤーは手札の中から一番数字の低い1枚を一斉に場に出して、脇によけます。
そして手裏剣カードを1枚箱に戻し、ゲームを再開します。
個人的な感想
話し合いやジェスチャーも禁止なのでかなり難しく、残念ながらまだ勝利できていません。ただしそれほど時間もかからないので、何度もトライしてプレイヤー間で感覚を共有していくのを楽しむゲームと思いました。
毎回シャッフルしなおすのは少し手間ですが、数字の差が1しかないのにうまく低い順に出せた時など、小さな奇跡を感じることができます!



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