【ルール&レビュー】一号線で行こう!
今回は「一号線で行こう!(LINIE 1)」を紹介いたします。
25年以上も前のゲームですが、楽しさが全然色褪せません。
前半パートは決められた停留所をつなぐように線路タイルを配置していき、後半パートは敷いた線路上をサイコロで電車を走らせる、2つのパートに分かれています。
線路をつないだら終わりではなく、電車をサイコロの運で走らせるので逆転できる可能性があり、最後まで気を抜けず楽しめるゲームとなっています。
特徴
ゲームの準備
- スタート駅カードを裏向きで1枚ずつ配ります。表面を確認して、他の人には見えないようにします。
これがスタートとゴールの駅の番号(電車コマの色)になります。 - 停留所カードを裏向きで1枚ずつ配ります。こちらも表面を確認して、他の人には見えないようにします。停留所カードは裏面に記載があるように2-3人用と4-5人用で異なるので、間違えないようにしてください。
自分の駅に該当する停留所を経由することになります。
(下の例ではBとFとM) - 裏に「LINIE 1」と記載されているスタートタイルを5枚配ります。直線が3枚、カーブが2枚です。これらは全員に公開します。
- 線路タイルをすべて布袋に入れて混ぜます。
- じゃんけんなどで最初の手番プレイヤーを決めます。
勝敗条件
- 勝利:線路を敷いて、電車コマがスタート駅から出発して、停留所カードに書かれた停留所をすべて経由し、もう片方の駅に一番最初に到着したプレイヤー。どちらの駅からスタートしても良く、停留所を経由する順番も決まっていません。
ゲームの進め方
以下の2つのパートでゲームが進みます。
- 線路パート
- すごろくパート
線路パート
自分の手番では、以下のどちらかを2回分行えます(片方だけを2回行ってもいいです)。
- 線路タイルを置く
- 線路タイルを交換する
もし上記手順のどちらも行わない場合、パスして手札を引き直すことができ、好きなだけタイルを捨てて、捨てた枚数分布袋から線路タイルを引けます(引いた後、捨てた線路タイルを布袋に戻します)。
この手順でタイルを配置して、自分の駅と停留所をつなげます。
もちろん他のプレイヤーが置いた線路タイルを利用してつないでもOKです。
手番が終わった時点で、もし手札が5枚に満たなかったら、布袋から不足分の線路タイルを引いて手札を5枚にし、次のプレイヤーの手番となります。
線路タイルを置く時の注意点
以下のように駅をループにして抜け出せなくするような線路や、停留所や外の建物に引き込むような線路は引けません(停留所のマスに置くことも無理です)。
なお停留所の上下左右の4か所のマスに関しては、一番初めに配置したタイル上に停留所コマを設置します(同じアルファベットの停留所コマを選びます)。経由停留所はこの停留所コマの線路タイルを通らないとならないので、どこに停留所コマが置かれるかも重要です。
元あるレールを残したまま、追加するようにレールを置き換えることが可能です。その場合、隣に線路タイルがあれば、線路がつながるようなタイルでないと交換できません。ただし、2回の交換を同時に行うことでつながるのであれば、交換可能です。
すごろくパート
自分の駅2か所と停留所がつながったら他のプレイヤーにもスタート駅カードと停留所カードを公開し、問題なくつながっていることが確認できたら線路パートは終了し、すごろくパートに移ります。
なお、残った手札はそのままにし、線路パートを行っている他のプレイヤーが使うことができるようになります。
以下の5種類の目があるサイコロを3つ同時に振ります。
その後、選んだ以外のサイコロ(2個)を振って、再度出た目を選んで動かすことができます。最後にもう一度、残ったサイコロ(1個)を振って動かすこともできます。
2回目以降のサイコロを振らないという選択もできますが、もし振ったら必ず出た目を選んで動かす必要があります。
個人的な感想
線路を敷くだけでも楽しいです。そのあとのすごろくパートで逆転できるので、ただ早く線路をつなぐだけでは勝てない難しさがあります。遊んだ様子はこんな感じですが、早く線路を敷いた人は手堅く進むのですが、後からすごろくパートに参加した人は追いつこうとサイコロを3回振って、逆にどんどん差が開いたりしてしまってました。
4人以上だとカオスのようになりそうですが、経由する停留所が2つに減りますので、そんなに混乱することもなく、見事なバランスでした。したがって、何人で遊んでも楽しいよくできたゲームです。もし遊んだことがないなら、絶対遊んでほしいおすすめのゲームです!
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